2010年3月22日月曜日

貯金のコツ ― キホンのホ


いくら貯金する?
貯金はいくらすれば良いのか、これはその人の収入などによって様々です。例えば高級取りの人であれば収入の半分を貯金できるかもしれませんし、給料の1割も難しいという人もいるでしょう。

そのためまずは自分の収入と支出がどのくらいあるか、知ることから始めます。


大雑把に家計管理を
とは言え細かく家計簿を付けるのもなかなか大変です。そこで私がお勧めしたいのが大雑把な家計管理です。例えば以下のように自分の収支を書き出します。

給料:25万円
-家賃:7万円
-光熱費:2万円
-通信費:1万円
-生活費(食費・服飾費等):9万円
-お小遣い(交際費・書籍・雑費):4万円
余り(貯金):2万円

ここで生活費やお小遣いなどに(カッコ)でいろいろ書いてあります、あまり細かくこだわらずに、ざっくりと自分なりの枠を考えることです。服食費がお小遣いだったり、食費という単位を別に作ったり、または固定費以外全部生活費、などでも良いでしょう。

重要なのは、その枠の中でうまくやりくりして、枠を超えないように注意する、ということです。逆に言うと、やりくりできる単位で枠を設定することがポイントです。


ボーナスはなるべくあてにしない
上の例で言うと最後の「余り」の枠が貯金の額となります。毎月、生活費やお小遣いの枠を超えないように注意すれば、確実に決めた額だけ貯金ができるわけです。
けれども服を買いすぎたり飲み会に多く行き過ぎたりで、ついつい枠をはみ出てしまうのが人情。

そのような時の「穴うめ」のために、ボーナスがもらえる人はなるべく使途を決めず、月々の「貯金漏れ」の補填にまわせるようにしましょう。ボーナスをとっておくと、臨時の出費(テレビが壊れた、病院代がかさんだ)にも貯金を切り崩すことなく対応できます。


次回は今回お話しした「枠」について、もう少し具体的な例を紹介したいと思います。

2010年1月の平均給与は27万3142円

厚生労働省毎月勤労統計調査(速報)によると、2010年1月の平均給与は27万3142円でした。これは全年1月比で0.1%増であり、20ヵ月ぶりに増加したことになります。
※ボーナス等含まれませんので、 先日紹介した2009年の年間平均給与よりは低い数字となっています。

増加の内訳は所定外給与が2.2%増、所定内給与が0.5%減で、業務量の持ち直しによる残業手当などが回復していると考えられます。

3Dテレビなど、みんなが欲しくなるようなモノがたくさん出てきて、景気浮揚・給与UPを期待したいものです。

そうそう、我が家もようやく地デジ対応テレビ(ソニー ブラビア)を買いました。2次元ですが……。