2010年2月17日水曜日

貯金のコツ ― キホンのキ


貯金をしよう
みなさん自分なりの貯金の仕方があるでしょうか。だんだんお金が貯まっていくのは楽しいものですが、思わぬ出費な どでなかなか思うように貯まらないものですね。

このコラムでは、限られた収入でもうまく貯金をしていくコツを考えて いきたいと思います。楽しく貯金をして、いざという時の家計に備えましょう。


まずはじめに貯金の額を確保
最もよく言われるのが、「給料からまず決められた貯金額を確保する。その残りで1ヵ月生活するようにする」という ものです。これはやはり基本です。

毎月の貯金の目標額を決め、はじめに給料から分けること。これを実践しなくてはいけません。

で きれば貯金専用の銀行口座に入れたり、サラリーマンの方でしたら財形貯蓄など給与天引きの貯蓄制度を利用するのも有効です。でもとにかく分けることです。



貯金の額はどうやって決める?
では、貯金の額はどのように決めるのが良いでしょうか。これは収入やライフスタイル、ライフステージなどによって 一概にこれとは言えません。

けれどもひとつ言えるのは、無理せず貯金を継続できる金額とすることで す。

「継続する」こと、長期的に考えた場合これが最も大切です。5万円を2ヵ月貯金するより、1万円を1年間続けた 方が貯金額は大きくなるのです(当たり前ですが)。


次回はこの「無理しない貯金」についても う少し考えてみようと思います。

2010年2月11日木曜日

1世帯当たり平均貯蓄は1680万円


1680万円ってホント?

総務省統計局の家計調査によると、平成20年における1世帯当たり(2人以上世帯)平均貯蓄額は、1680万円でした。

ずいぶん高額ですが、これを勤労者世帯に限ってみると、1250万円になります。つまり仕事をしていない高齢者世帯が平均を押し上げていると言えるわけです。


勤労者世帯の貯蓄額は757万円

もう少し言うと、この勤労者世帯における中位数(それ以上の世帯数とそれ以下の世帯数が同数となる数の上での真ん中の世帯)の平均貯蓄額は757万円です。

私の場合勤労者なので、この貯蓄額を目指すと良いのかもしれません。

1680万円の平均に戻って付け加えるなら、これを下回る世帯が全体の3分の2を占め、また貯蓄が100万円未満の世帯が10.7%あるそうです。貯蓄の多い一部の富裕層(例えば鳩山由紀夫さんとか)が平均を押し上げているという傾向が読み取れますね。


貯金の目安に

様々な状況(年齢、収入、地域、家族構成、出費の額等々)によって、必要となるお金も変わってくるので一概には言えませんが、「平均」を一つの目標にして貯金をするのも励みになるかもしれません。

このブログでも色々な平均を紹介して行きたいと思います。

2010年2月3日水曜日

2009年の平均給与

厚生労働省が2010年2月2日に発表したところによると、2009年の現金給与総額(基本給、残業代、ボーナスを含んだ金額)は、

月平均31万5,164円

でした。これは前の年とくらべて3.9%下がっていて、今の調査方法を1990年に取り入れてから最大の下落率となったそうです。

残業代がマイナス13.5%、 ボーナスがマイナス12.1%と、基本給以外の部分が大きく目減りした格好で、不況の影響がダイレクトに反映されていると言えるでしょう。

子ども手当てのように給付金の形で家計に直接お金をくれるのも良いですが、長期的にはやはり景気全体を底上げしていかないと、結局は家計も潤ってこないように思います。

2010年2月1日月曜日

このブログについて

このブログ「家計ナビ」では、貯蓄に関するお話をメインに、家計にとってプラスになるコラム、ノウハウ、ニュースなどを届けていきたいと思っています。

よろしくお願いします。